AQUA LABO

アクアラボ

いきなりいきったタイトルですが、最近特にそう思います。

海外のウェディングトレンドを取り入れて、テンプレートではなく、その人らしい結婚式を行うという流れが大きくなってきています。これはとても喜ばしいことで、ウェディングビデオを撮影する際にも画一的ではない映像を作ることが出来ると思っています。でもここでひとつ気になることが・・・。

オリジナルが会場コーディネートだけになってはいませんか?

私が考えるオリジナルウェディングというのは、まず、なぜ結婚しようと思ったのか?なぜ結婚式をしようと思ったのか?というカップルごとのストーリーを紐解いて、二人だけの「コンセプト」として設定し、そんなふたりが好きなコトやモノを反映させたビジュアルを「テーマ」と呼んでいます。つまりトレンドを取り入れて作られたコーディネートは僕らの考える「テーマ」であって「コンセプト」ではありません。

アクアビジョンズが使う資料より

 

だからこそ、この「コンセプト」の部分をどれだけ結婚式や披露宴で表現できるかというのが、本当の意味での「オリジナルウェディング」ではないのかなと思うのです。そこには、好きなモノとは別の次元の物語があります。新婦と父、新郎と新郎の兄弟、友人や同僚など参加してくれるゲストひとりひとりとのこれまでの歩みがあるのです。それを笑いや涙に変えて感謝を伝える演出が感動を生むのではないかと思います。さらに言うと、その演出は新郎新婦のこれまでの人生と、ウェディングプランナーのこれまでの人生が掛け合わされて生まれるオリジナルストーリーであるはずです。

そう、私たちはそれが撮りたい。

短い映像の中で、全てのストーリーを表現することはできないけれど、そのひとつにスポットをあてて組み上げることで「映画のような結婚式ビデオ」、私たちのメインサービスである「WEDDING CINEMA」が完成するのです。一組の結婚式でそんなWEDDING CINEMAが何本もあっていい。新婦の父が主人公であったり新婦の姉が主人公であってもいいと思っています。

でも、コンセプトを決めるのは難しい・・。

確かにその通りです。でもひとつ、とてもいい方法があります。それは、

二人でそれぞれの小さい頃からのアルバムを両親と一緒に見返す。

たったこれだけです。これだけで、きっとコンセプトのヒントがあふれ出してきます。その時はぜひ僕達をその場に呼んでください。きっとそれはとても素敵な時間になるはずです。どんなひとにも等しく同じ時間の物語が必ずあります。そこから始まるウェディングビデオも素敵じゃありませんか?

他にも沢山の物語を掘り起こすアイデアがあります。ぜひお気軽にご相談くださいね。

最後にひとつのWEDDING CINEMAのご紹介と一緒に、もう一回言わせてください(笑)

オリジナルウェディングはコーディネートのことだけじゃあないんだぜぇぇ。

【WEDDING CINEMA】SHUN + SAKI from AQUAVISIONS & G-WORKS on Vimeo.

 

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