AQUA LABO

アクアラボ

結婚式の余興と言えば「手作りビデオ」というくらい最近撮影していると余興ビデオの上映が多いです。

ゲストからの想いが詰まった映像には、プロでも勝てないと思うことがよくあります。ただ、想いがありすぎて色々詰め込みたくなってしまい映像の尺(長さ)を意識していないビデオも沢山見てきました。新郎新婦はどんなに長いビデオでも嬉しいかもしれませんが披露宴の時間は決まっています。2時間〜2時間30分の披露宴がショートムービーフェスティバルになってしまっては、新郎新婦からゲストへ感謝を伝える時間も、久しぶりに会えた友人や親族との会話の時間も減ってしまいます。そこで、余興ビデオを作る際に注意すべきポイントを映像タイプに分けて考えて見たいと思います。

最近はスマホやタブレットで高画質に撮影できるので是非チャレンジしてみよう

1.メッセージビデオの作り方

一番多いのがこのインタビュー形式のメッセージビデオですよね。新郎新婦にお祝いのメッセージを伝えたい人は沢山います。特に披露宴に参加出来なかった人からのメッセージはとても嬉しいですよね。でもあまりにも人数が多いと長くなってしまいます。ではまずここで、すべての余興ビデオに通じる映像の長さに対する考え方をお伝えします。

余興ビデオの長さは3分に収めるつもりで!!

(最終的には5分が限界と思っておこう。)

はい、これです。これが全てです(笑)基本的に映像は180秒〜300秒に収めましょう。例えば180秒に収めるとしたら一人あたり10秒として15人まで。残りの30秒はオープニングとエンディングのタイトルなどに使います。次に考えることは何を喋るか?ということです。

おめでとうの連続でも新郎新婦は嬉しい、でも。。

メッセージビデオの良さは「え?あの人も?」的な驚きがあることなので、基本的には「おめでとう」の連続でも新郎新婦は嬉しいです。私がその立場でも嬉しいです。しかしそこは更なる高みを目指しましょう(笑)インタビューをする前にいくつかの質問リストを作っておいてはどうでしょうか?

  1. 新郎(新婦)との関係性
  2. 新郎(新婦)との一番の思い出
  3. 嬉しかった話・やらかした話
  4. 相手(新郎友人なら新婦)へのメッセージ

こんなリストを事前にメールやLINEなんかで送っておけば、いろんなメッセージが撮れるのではないでしょうか?

でもここで矛盾がひとつ。

「さっきできるだけ尺は短くって言ってたのに、こんなに聞いてたらどんどん長くなっちゃうぅ〜」って思いますよね。はい。でも、そこが監督の腕の見せ所ですよ!撮れたメッセージを見返して、どれを使ってどの順番で並べればより笑えて、より感動するのかを考えなくてはなりません。このポイントを踏まえて短くても感動的なメッセージビデオを作れば、新郎新婦からの感謝はもちろん、友人達の間で余興ビデオクリエーターのポジションを獲得することになるでしょう(笑)意外と私たちの仕事に入ってくる人達のきっかけトップ3に入るのです。

ちなみにどうしても収まりきらない時は、二部構成にして「続きはお家でみてね」とか「続きは二次会で」という方法もありますよ。

最後にもうひとつ、とても重要なこと。

聞こえづらいメッセージビデオは残念。。

最近はスマホで撮影される方も多いのですが、周りの音が大きすぎたり、カメラが離れすぎたりして聞き取り辛いことがあります。できるだけ静かな場所を選び、エアコンやテレビなどの周りの音に注意しましょう。スマホ用のマイクも充実しているので購入しても良いかもしれませんね。とは言っても、一番のオチのシーンで電車の音に遮られるなどの面白さも捨てがたいですが・・・。

アクアビジョンズでは、ご友人から余興ビデオについてのご相談が多いです。撮影した素材の編集とかの依頼もありますので、お気軽にご相談ください。

相談は無料です(笑)

次回は「余興ビデオを手作りする時はアレに注意!(第2話)パロディムービーの作り方」です。

関連記事一覧